アニメーター科講師
「絵を動かす」
それがアニメーションという表現の原初であり、
すべてだと考えています。
そんなこと、当たり前だろう。と思われるかもしれません。
ただ「絵を動かす」ということに対して、どれだけ深く追求できるか。
どれだけ真摯に向き合えるか。
本当に。本当にです。
本当に難しいのです。
「絵を動かす」ということ。
「絵」の始まりである「線」もしくは「紙に描かれた何か」。
解体して考えれば、ただの意味のないものに、自らの想像力や感性、知識を総動員して
「動かして」意味を持たせ表現すること。
プロとして仕事をさせていただいている自分も、このことに関して未だ明確な答えは出せていません。
きっと答えなんて無いとも思います。
それでも、優れたアニメーションという表現に触れたとき、
自らの心が高ぶるという事実を無視できず。
未だ、考え、実践し、失敗を重ね、少しずつその感性や技術を磨いている最中なのだと思います。
当塾は選択肢の一つでしかありません。
ですが、もし同じようにアニメーションに感動し、
アニメーションというものを追求したい、と思われたなら一緒に頑張ってみませんか。
プロとしてアニメーション制作に従事している講師陣と共に、
「動かす」ということに対して、向き合い、励み、苦しみながらも、
精一杯、楽しんで学んでいければと思っています。
美術・背景科講師
私が新人の頃、会社には画用紙に手描きで描かれた背景がたくさんありました。
自然物、街並み、室内、机のよりなど普段目にしている風景がこんなにも綺麗に手描きで表現できるのかと感動したのを覚えています。
それは描いた人の技術や思いが絵に詰まっていたからで、プロとして、仕事として描かれたものだから感動したのだと思います。
絵は正直です。
絵には描いた人の全てが出ます。
技術はもちろん、こだわりや思いまで全てです。
プロ養成塾では手描きの技術を教えています。
手描きは技術を身につけるまでに時間がかかります。
同じ道具を使い、混色や描く手順を教えられても同じように表現することは容易ではありません。
ではなぜ手描きを教えるのか。
それは一番ごまかしが利かず自分の全てを見つめることができるからです。
手描きで絵を描くには自分というフィルターを通し、試行錯誤を重ね、形にしていくしかありません。
たくさんの壁を乗り越えた先に発見があり、どれだけ向き合えたかで成長に差が出てきます。
悩み、苦しむことはあるけれど見る人に思いや感動を伝えられる喜びもあります。
それができるから手描きにこだわっています。
同じように絵を描くことを仕事にしたいと考えている方、自身の成長を感じられず悩んでいる方は当塾で学んでみてはいかがでしょうか。
同じように悩み、乗り越え、自身と向き合い仕事を続けている講師が経験を交えお伝えいたします。
※上記の講師以外にも当社の現役クリエイターが指導を担当いたします。