公安幹部の正鷹は、電磁パルス砲によって憎きロボットたちを亡き者にしようとしていた。
そして、その計画を阻止しようとする、かつての親友・翔吾を自らの手で撃ち、パルス砲を停止するためのロケットをも破壊する。

一方、正鷹の計画によってナオトたちは過去最大の危機に瀕していた。
このままではロボットたちは破壊されてしまうというのに、俺には何もできない――と絶望感に打ちひしがれるナオトだったが……。

人間とロボットの絆を描くハートフルストーリー、堂々完結！
彼らが見つけた“未来”とは――？

クリスマスの事件が終息し、新年を迎えた実乃璃島。
見習い警察官のクロエは深夜、警察署内の訓練場でマキナと名乗る謎の女から襲撃される。

「――現時刻をもってテスト終了、戦闘モードを解除する」

人間とは思えない動きでクロエの反撃をかわしたマキナは、戦闘に特化したロボットだった。
彼女が本土の警察庁から派遣されてきた理由は「空羽ユイカを誘拐犯から守ること」で、クロエを攻撃したのは、任務の適性テストだったという。
ユイカの誘拐疑惑はもちろんのこと、マキナ自身を不審に思うクロエ。
いくつもの謎と不信感は、島全土を巻き込んだ大混乱へと発展していく――。

人間とロボットの絆を描く、ハートフルストーリー第2弾！

実乃璃島では人の想いをエネルギーに動くロボットたちが暮らしている。
電器店で働くナオトは不可解な盗難事件を調査していくうちに、
ロボットの存在を脅かす大事件へと巻き込まれていく――。